新興国通貨全般に堅調、南アランド、メキシコペソなどに買いが入る。リラ安は継続=東京為替
ドルランドが16.53前後での推移、ドルメキシコペソが21.32前後での推移となるなど、新興国通貨は全般に堅調。新興国株の代表的インデックスであるMSCI新興国インデックスが4連騰となるなど、リスク選好の動きが広がっていることが背景にある。
一方、他の新興国通貨とは別の動きを見せるのがトルコリラ。アルメニアとアゼルバイジャンの軍事衝突が継続する中で、アゼルバイジャンの友好国であり、アルメニアとは過去に大きな衝突を行った隣国であるトルコへの影響が懸念されている。公式には認められていないがアルメニアはトルコ軍機がアゼルバイジャン支援で参戦と主張している。こうした状況がリラ売りを誘っており、ドルリラは7.9576ときょう午前に史上最高値(リラの対ドル史上最安値)を更新する動きを見せている。
USDTRY 7.9375
執筆者 : MINKABU PRESS
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