英中銀がマイナス金利を議論、ポンド下落=ロンドン為替概況

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英中銀がマイナス金利を議論、ポンド下落=ロンドン為替概況

 ロンドン市場では、ポンドが下落した。この日の英金融政策委員会(MPC)では予想通り政策金利と資産買入枠が全会一致で据え置かれた。声明で「マイナス金利の有効性を議論」との文言があったことで、ポンドが一気に売られている。ポンドドルは1.29台後半から一時1.29台割れ、ポンド円は135円台後半から一時135円台割れに。8月会合後にはベイリー英中銀総裁が、マイナス金利は選択肢にあるが活用する計画ない、と述べていたが、今回の声明ではより前向きなメッセージとして市場は受け止めているようだ。その他通貨ではドル売りが優勢。前日の米FOMC後にはドル買いの動きがみられたが、東京昼頃を境にしてドル安方向に転じた。ドル指数は上に往って来いとなっており、方向性は出ていない。

 ドル円は105円台を維持できず、再び104円台へと軟化している。一時104.60近辺と、前日安値を下回り、7月31日以来のドル安・円高水準となっている。欧州株や米株先物が軟調に推移しており、調整ムードが広がっている。

 ユーロドルは1.18近辺での推移。東京市場で1.1738レベルまで下落したあとは買い戻しの動きが優勢になった。ロンドン序盤には1.18台を回復する動き。その後は上昇一服となり、1.18台を挟む水準で揉み合っている。ユーロ円は123円台で上値重く揉み合っている。ロンドン市場では123.35近辺から123.75近辺での振幅となっており、前日からの安値圏で推移している。レーン・フィンランド中銀総裁やデギンドスECB副総裁からは為替レートに関する発言があったが、ユーロ高けん制まではみられなかった。ユーロ圏消費者物価確報値は速報値から変化せず。

 ポンドドルは1.29近辺での取引。英中銀発表前はその他通貨と同様にドル安の動きが優勢となり、1.29台前半から後半へと上昇した。この日の英金融政策委員会(MPC)では予想通り政策金利と資産買入枠が全会一致で据え置かれた。声明で「マイナス金利の有効性を議論」との文言があったことで、ポンドが一気に売られている。ポンドドルは1.29台後半から一時1.29台割れ、ポンド円は135円台後半から一時135円台割れに急反落した。英欧交渉関連では、バルニエEU首席交渉官からは、英国の漁業権での動きは希望へのかすかな光だが、まだ十分とはいえない、との発言が伝わっている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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執筆者 : MINKABU PRESS

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