総じて小安い、調整売り目立つ=欧州株式概況
きょうの欧州株式市場は総じて小幅安に。反発した前日に続いてプラス圏で始まった米株がマイナス圏に転じたこと、ユーロ高の進行が目立っていることなどが重石に。 終値は、FTSE100指数が前営業日比9.52ポイント安の6003.32ポイント、仏CAC40指数が前営業日比19.05ポイント安の5023.93ポイントとなっている。フランクフルト(独)市場は、DAX指数が前営業日比28.32ポイント安の1万3208.89ポイントとなっている。
独ダックスは0.21%安。化学品ヘンケル、スポーツ用品アディダスなどが強いが、昨日買い戻しが目立ったシステム関連のSAPが軟調。ミュンヘン再保険、プラスティックメーカーのコベストロなどが軟調。
英FTは0.16%安、昨日上昇が目立ったたばこ大手ブリティッシュアメリカンタバコ、医薬品大手グラクソスミスクラインが反動売り。医薬品大手アストラゼネカも軟調。ケータリング大手のコンパスグループなどがしっかり。
MINKABU PRESS 山岡和雅

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。