アジア株 上海香港は大幅安、米国による中国アプリ規制受け中国の反発必至か テンセントは一時10%超安
アジア株 上海香港は大幅安、米国による中国アプリ規制受け中国の反発必至か テンセントは一時10%超安
東京時間14:10現在
香港ハンセン指数 24395.50(-535.08 -2.15%)
中国上海総合指数 3316.64(-70.46 -2.09%)
台湾加権指数 12828.46(-85.04 -0.66%)
韓国総合株価指数 2342.33(-0.28 -0.01%)
豪ASX200指数 5999.00(-43.19 -0.71%)
インドSENSEX30種 37923.11(-102.34 -0.27%)
アジア株は総じて下落。
香港株、上海株は2%安。米中対立激化懸念が再燃している。ダウ先物も時間外で100ドル超安に。為替相場でもリスク回避のドル買いが進み、オフショア人民元は対ドルで2週間ぶりの大幅安となった。
トランプ米大統領は、中国版LINEと呼ばれるテンセントの微信(ウィーチャット)と、中国企業バイトダンスが運営する動画投稿アプリTikTok(ティックトック)の脅威に対処する大統領令に署名した。ホワイトハウスは声明で、これら中国企業とのいかなる取引も禁止するとして、45日以内にTikTok(ティックトック)、微信(ウィーチャット)の使用を中止しない企業には制裁を科すと発表した。
米国による中国アプリ規制を受け、中国側の反発は必至と思われる。
その後、米当局者はテンセントの微信(ウィーチャット)に関連するものを阻止するが、テンセントとの他の取引を禁じるものではないとのコメントを発表した。米当局者の発言を受けてリスク回避の動きはやや一服。テンセント株は一時10%超急落したが、その後は6.7%安とやや下げ幅を縮小している。

執筆者 : MINKABU PRESS
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