ドル安の動きさらに強まる=東京為替概況
このところのドル売りの動きがさらに強まる展開となった。ドル円は昨日のNY市場午後に105円台から104円70銭割れを付けるなど、ドル売りの動きが優勢となって東京朝を迎えた。週末というタイミング的にも、水準的にも短期筋のある程度の買い戻しが出る可能性があったが、ドル売り基調が強く、東京勢は午前中からドル売りを継続。ドル円は昼前に104円18銭近辺まで値を落とす展開に。
海外市場で2018年9月の高値1.1815を超えてユーロ高ドル安が進んだユーロドルは、東京市場で1.1850を超えると買いがさらに強まる展開に。昼前にはドル全面安基調の中で、1.19超えを果たす場面が見られた
東京午後に入ってからは新たなドル売りにはやや新調姿勢が見られたが、ドルの買い戻しには慎重。ドル円は104円43銭までの買い戻しにとどまり、その後104円20銭台を中心とした推移に。
1.19台を維持出来ずすぐに1.18台に戻したユーロドルは1.1883までの押し目にとどまり、その後は1.1890前後と高値圏推移が続いている。
昨日の海外市場で1.31台に乗せたポンドは、1.3143まで、もっとも押し目も鈍く午後も1.3130台を付けるなどしっかりの展開。
ユーロ円はドル円の104円台前半への下げがきつかったこともあり、朝方いったんユーロ買いに上昇して124円31銭を付けてからは、一転してユーロ売り円買いの動き。一時123円84銭まで値を落とした。その後はユーロがしっかりしていることもあり124円を挟んでの振幅に
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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