反発、EIAは米原油生産見通しをさらに下方修正=NY原油概況
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=38.94(+0.75 +1.96%)
ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.73~0.75ドル高。その他の限月は0.36~0.73ドル高。
石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国による減産や、世界的な需要回復で過剰在庫の取り崩しが期待されていることが相場を支えた。利益確定の売りに押される場面はあったが、米エネルギー情報局(EIA)が発表した月報で、米原油生産見通しが一段と引き下げられたことが押し目買いを誘った。ただ、EIAは米国の需要見通しもさらに下方修正しており、月報の内容は強弱が混在している。
時間外取引で7月限は37.07ドルまで下落。ただ、通常取引の開始を控えて下げ幅を消すとその後は39.10ドルまで上げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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