ドル円は109円台後半で一進一退、ユーロはラガルド議会証言待ちに=ロンドン為替概況

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ドル円は109円台後半で一進一退、ユーロはラガルド議会証言待ちに=ロンドン為替概況

 2日のロンドン市場は、円安の動きが一服している。ドル円は109.60-70レベルで売買が交錯。ユーロ円は120円台後半でやや上値重く、ポンド円は141円台後半から前半へと反落している。一連の欧州各国の製造業PMIや英製造業PMIに改善の動きがみられたが、目立った買い反応はなかった。ユーロ相場にとってはこのあとのラガルドECB総裁の欧州議会での証言の内容を確かめたいとのムードが調整を誘ったようだ。ポンド相場にとっては、最新の英世論調査で総選挙の保守党と労働党の支持率の差が縮小したことが売り材料となっている。一方で、NZドルと豪ドルは堅調。週末の中国製造業PMI、きょうの財新・中国製造業PMIなどの回復を素直に好感している。豪ドル円もNZドル円もロンドン時間に本日高値を更新している。欧州株や米株先物が買われており、リスク動向は落ち着いている。

 ドル円は109円台後半での取引。週明けの東京午前に109.73レベルまで高値を伸ばしたが、その後は上値重く推移している。ロンドン序盤には109.56レベルまで反落。その後は109.60-70レベルで売買が交錯している。クロス円は、欧州株や米株先物が買われて、豪ドル円やNZドル円は上昇しているが、ユーロ円やポンド円が下げるなどまちまちの動きになっている。中国による米香港人権法への制裁措置が報じられたことや、トランプ米大統領がFEDに利下げ要求を繰り返していることが、ドル円の重石となった面も。

 ユーロドルは1.10台前半での取引。前週末からの高値付近での揉み合いが続いている。ユーロ円が120.80台から120.70近辺へと小安く推移しており、ユーロドルも上値追いは一服。1.1010-20レベルで揉み合っている。この日発表された独仏ユーロ圏の製造業PMI確報値はいずれも速報値から上方改定された。しかし、ユーロ買いの動きはほとんどみられなかった。日本時間午後11時からラガルドECB総裁が欧州議会で経済状況について証言を行う。市場はその内容を見極めたいとのムードになっている。

 ポンドドルは1.29近辺での取引。ロンドン早朝に1.2920台へと小高く推移したが、その後は売りに押される展開。一時1.2896レベルまで本日安値を広げた。ポンド円はロンドン朝方に141.73近辺まで買われたあとは、売りに転じている。本日安値を141.37レベルまで広げた。英サーベーションによる最新の世論調査で、保守党のリードが縮小したことが、英総選挙への不透明感を広げたもよう。支持率は、保守党が42%、労働党が33%とその差は9ポイントとなっており、2週間前の調査の14ポイントからリードが縮小した。 

MINKABU PRESS 松木秀明

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執筆者 : MINKABU PRESS

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