東京株式(寄り付き)=続伸、円安受け買い優勢も上値重いか
12日の東京株式市場は買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前営業日比70円高の2万1782円と続伸。
前日の米国株市場ではNYダウなど主要指数が総じて軟調だったものの、下げは小幅にとどまり、外国為替市場で1ドル=111円台後半にドル高・円安が進んでいることもあって、主力輸出株中心に外部環境は追い風となっている。ただ、これから本格化する米企業の決算発表が警戒されるなか、きょうは週末ということもあって持ち高調整の売りが想定され、上値は重いとの見方がある。なお、きょうはオプションSQ算出に絡み全体売買代金には厚みが加わる見通し。
寄り付き時点で業種別では33業種中、21業種が高く、値上がり上位に銀行、その他製品、保険、水産、電力ガスなど。一方、値下がりで目立つのは石油、鉱業、医薬品など。
出所:minkabuPRESS 株式情報
執筆者 : MINKABU PRESS
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