ダウ平均は5日ぶりに反落 百貨店株の下げ目立つ=米国株序盤
NY株式10日(NY時間10:11)
ダウ平均 23788.35(-90.77 -0.38%)
ナスダック 6907.95(-49.13 -0.71%)
CME日経平均先物 20165(大証終比:+55 +0.27%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は5日ぶりに反落して始まっている。北京で行われた米中貿易協議が終了したが、市場はの新たな情報を待っているようだ。ここ数日、北京での協議を巡って市場には楽観ムードが広がっていた。中国商務省は「しっかりと基礎を固めた。構造問題でも進展があった」と言明し、一定の歩み寄りがあったことを示唆していた。
きょうは百貨店株の下げが目立っており市場を圧迫。メーシーズ、コールズが11月と12月のホリデーシーズンの既存店売上高を公表しており、失望感を強めているようだ。メーシーズは0.7%、コールズは1.2%の増加だった。市場予想を大きく下回ったほか、コールズは昨年同時期の6.9%から大きく伸びを鈍化させている。メーシーズは今回の結果を受けて通期見通しを下方修正した。
午後にエコノミッククラブでのパウエルFRB議長の質疑応答が予定されている。前日のFOMC議事録では辛抱強くいられると利上げに慎重な姿勢も示されたが、議長の発言が再びそれに沿った内容になるか注目されているようだ。
なお、米政府機関の一部閉鎖に関しては進展が見られていた。トランプ大統領は閉鎖が続くようであれば、非常事態宣言の可能性も匂わせている。
メーシーズ 25.70(-6.02 -18.98%)
コールズ 63.15(-6.75 -9.66%)
ノードストローム 46.05(-3.24 -6.57%)
JCペニー 1.25(-0.10 -7.09%)
アルファベット(C) 1059.84(-14.82 -1.38%)
フェイスブック 141.37(-2.86 -1.98%)
ネットフリックス 317.70(-2.26 -0.71%)
テスラ 334.80(-3.73 -1.10%)
アマゾン 1634.55(-24.87 -1.50%)
エヌビディア 143.16(+0.58 +0.41%)
ツイッター 32.84(+0.59 +1.81%)
ダウ採用銘柄
J&J 128.10(-0.83 -0.64%)
P&G 90.80(-0.15 -0.16%)
ダウ・デュポン 54.77(-0.85 -1.53%)
ボーイング 345.80(+1.97 +0.58%)
キャタピラー 130.90(+0.63 +0.49%)
ユナイテッド 109.50(+0.18 +0.17%)
ビザ 137.43(-0.98 -0.72%)
ナイキ 76.45(-0.14 -0.18%)
ウォルグリーン 71.77(-0.49 -0.69%)
3M 192.07(-0.23 -0.12%)
エクソンモビル 71.58(-0.84 -1.17%)
シェブロン 112.59(-0.68 -0.61%)
コカコーラ 46.62(+0.05 +0.11%)
ディズニー 111.95(-0.72 -0.65%)
マクドナルド 180.19(-0.10 -0.06%)
ウォルマート 93.64(-1.25 -1.31%)
ホームデポ 177.22(-2.51 -1.41%)
JPモルガン 99.80(-0.60 -0.60%)
トラベラーズ 118.97(+0.29 +0.25%)
ゴールドマン 177.21(+0.74 +0.42%)
アメックス 98.29(-0.54 -0.55%)
ユナイテッドヘルス 243.16(-0.48 -0.20%)
IBM 120.42(-0.27 -0.23%)
アップル 151.77(-1.54 -1.02%)
ベライゾン 57.01(-0.04 -0.07%)
マイクロソフト 103.03(-1.24 -1.21%)
インテル 47.80(-0.21 -0.44%)
ファイザー 42.33(-1.01 -2.33%)
メルク 74.12(-1.29 -1.70%)
シスコシステムズ 42.81(-0.51 -1.17%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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