口先介入の効果どこまで 片山・城内発言で日銀利上げペース加速の思惑
口先介入の効果どこまで 片山・城内発言で日銀利上げペース加速の思惑
円高がじわり進行、片山財務相と城内経済財政相の円安牽制とも取れる発言に反応している。ドル円は一時158.28円付近まで下げたが、その後は下げ渋っている。
片山財務相は「トランプ米大統領が円安に懸念を示した、高市首相が円の過小評価を問題視している」「ベッセント米財務長官とやりとりしている」と市場を牽制。城内経済財政相も「金融緩和する時代ではない、アベノミクスのような景気刺激策を実施する時代ではない」と述べている。ただ、日銀が利上げペースを加速するという明確なメッセージを発信しなければ円安は止まらないだろう。
原油高を受け主要国の追加利上げ観測は一段と高まっている。豪中銀は9月含め今年末までに2回、NZ中銀とECBも年末までに追加利上げに踏み切る可能性がある。英中銀も今年末までに利上げを開始する可能性があり、日銀がタカ派姿勢を示さなければ主要国との金利差拡大で円売りは続く。来週の米雇用統計とPCE価格指数が強い結果となればFRBはタカ派姿勢を強め10月に追加利上げに動く可能性も。
執筆者 : MINKABU PRESS
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