ヒーリー氏の新財務相就任、英製造業にとって前向きな材料=NY為替
NY時間の終盤に入ってドル高が一服する中、ポンドドルは1.33ドル台後半で推移。一時1.3360ドル付近まで下落する場面も見られた。きょうの下げで200日線を再び下回り、6月下旬からの反転相場に黄色信号が点灯している。一方、ポンド円は一時217円台半ばまで下落する場面も見られたが、NY時間に入って218円台に戻す展開。
エコノミストはヒーリー氏が英国の新財務相に就任したことは、英製造業にとって前向きな材料になるとの見方を示した。ヒーリー氏とストリーティング国防相との組み合わせは、防衛投資の実行を重視する姿勢を示すもので、英国内のメーカーやサプライチェーンへの支援を一段と重視する方針を示唆しているという。
「これは国内産業にとって大きな追い風となる可能性があり、製造能力の強化や高度技能を持つ雇用の創出に加え、産業基盤全体での投資や技術革新を後押しすることにつながるだろう」と述べた。
一方、防衛支出の拡大だけでは不十分で、技術革新、生産能力、人材育成への投資も併せて進める必要があるとも指摘。また、製造業では技能人材の不足や大量の受注残といった課題を抱えていることから、企業の投資意欲を高めるには、防衛プロジェクトが継続的に供給される安定した案件パイプラインが必要になるとの見方も示した。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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