東京株式(大引け)=116円安と小反落、戻り売りで後場に入り値を消す展開
22日の東京株式市場は、前場はリスク選好の地合いで日経平均株価は上値指向を強めたが、後場に入ると値を崩す展開となり、結局マイナス圏で取引を終えた。
大引けの日経平均株価は前営業日比116円59銭安の6万6115円60銭と小幅反落。プライム市場の売買高概算は22億669万株、売買代金概算は10兆4377億円。値上がり銘柄数は840、対して値下がり銘柄数は671、変わらずは47銘柄だった。
きょうの東京市場は、朝方は前日のリスクオンの流れが継続し、半導体セクターの主力銘柄を中心に上値を追う銘柄が多かった。米国株市場で半導体関連が買われたことや、取引時間中は韓国や台湾市場が堅調に推移するのを横目に日経平均は6万7000円台半ばまで水準を切り上げた。しかし、上値では戻り売り圧力も強く、前場は高値圏で売り物を吸収したものの、後場に入ると買いが途切れ、日経平均も次第に水準を切り下げる展開に。外国為替市場で急速に進む円安も、輸出セクターを中心にプラス材料として作用せず、逆に中東情勢の混迷を背景とした原油市況の上昇と相まって、インフレ警戒感が重荷となった。値上がり銘柄数は全体の54%を占め、むしろ前引け時点よりも若干数が増えたが、売買代金上位の主力銘柄に値を消すものが目立つ状況となっている。なお、TOPIXは小幅ながら上昇した。
個別では、キオクシアホールディングス<285A.T>が断トツの売買代金をこなし続急伸、太陽誘電<6976>、村田製作所<6981>も上昇した。イビデン<4062>、ディスコ<6146>なども買われた。みずほフィナンシャルグループ<8411>などメガバンクが値を上げ、JX金属<5016>も堅調。三井金属<5706>が大きく水準を切り上げ、安川電機<6506>もしっかり。多木化学<4025>が値上がり率トップ、インソース<6200>、富士紡ホールディングス<3104>なども急騰した。KOA<6999>も大幅高となった。
半面、東京エレクトロン<8035>が後場に入って軟化、KOKUSAI ELECTRIC<6525>、SUMCO<3436>なども安い。ファーストリテイリング<9983>、リクルートホールディングス<6098>なども売られた。サンリオ<8136>が下値を探った。澁澤倉庫<9304>が急落したほか、松屋<8237>、タカラトミー<7867>も大幅安。資生堂<4911>、ラウンドワン<4680>などの下げも目立つ。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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