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円高とドル高が交錯、日銀思惑と中東有事リスクで=ロンドン為替

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円高とドル高が交錯、日銀思惑と中東有事リスクで=ロンドン為替

日銀の利上げ加速報道で一時円買い強まる
 ブルームバーグが「日銀は利上げペース加速に柔軟姿勢、円安も物価上振れリスク増」との関係者発言を報道。短期金融市場で「10月利上げ」の織り込みがみられた。ドル円は163円台を割り込んで162.69付近まで一時急落した。クロス円もユーロ円が185.76付近、ポンド円が217.84付近まで下落し本日安値を更新した。

中東情勢緊迫化と原油急騰による「有事のドル買い」
 その後、米・イラン間の攻撃応酬など中東リスクの高まりを伝えるヘッドラインが相次ぎ、NY原油先物が88ドル台乗せへと上昇。インフレ懸念と地政学リスクから「有事のドル買い」が強まり、ドル円は急速に買い戻されて163円付近へと反発している。

大規模NYオプションの強い引力
 本日NYカットを迎える大型オプションの設定が下値を支える格好となった。ドル円は163.00(20億ドル規模)が引き寄せ効果とサポートとして機能した。ユーロドルも1.1400ドル(36億ユーロ規模)の巨大なピンポイント設定が強力な引力となり、一時1.1418付近まで上値を伸ばしたあとも1.1400付近へと収束する動きをみせている。

英CPIはヘッドラインが鈍化もサービスCPIは底堅い
 日本時間午後3時に発表された6月の英CPIは前年比+2.6%(前回+2.8%)と伸びが鈍化したものの、英中銀が注目するサービスCPIは+3.6%(市場予想+3.5%)と上振れた。ポンドは初動の売りから一転して売買が交錯する展開になっている。足元では1.3367付近に安値を小幅広げている。

USD/JPY 163.02 EUR/USD 1.1406 GBP/USD 1.3369

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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