【本日の見通し】中東情勢をにらむ展開、トランプ大統領が楽観姿勢示すも、市場はやや懐疑的
【本日の見通し】中東情勢をにらむ展開、トランプ大統領が楽観姿勢示すも、市場はやや懐疑的
週明けのドル円は158.80円台での推移となっている。トランプ大統領がイランとの和平合意が「ほぼまとまった」と発言。まもなく発表するとしたことがドル売りを誘い、先週末終値159.18円水準からややドル安円高となった。ただ、イラン側からは合意に楽観的になれない旨が示されており、反応は限定的なものにとどまっている。今日は中東情勢をにらみながらの展開が見込まれる。具体的な合意に向けた動きが出るかどうかは微妙なところで、神経質な動きが見込まれる。158.50円のサポートを割り込むかどうかがポイントとなる。具体的な合意に向けた動きが進むと同水準を割り込んで下げる可能性が高い。本日は米国市場がメモリアルデーで休場となるだけに、進展、決裂どちらも出てこない状況ではレンジ取引中心の動きが見込まれる。
ユーロドルも米国とイランの協議進展期待のドル売りで、先週末終値1.1603ドル前後から上昇し、一時1.1640ドル前後を付けた。ECBの6月利上げに向けた関係者発言もあり、この後もややしっかりした動きが期待されるが、具体的な動きが出るまでは値幅は限定的となりそう。
ポンドドルも同様で、1.3430ドル前後から1.3470ドル台まで上昇した。この後も堅調な動きが見込まれる。ただ、1.3500ドルを超えるだけの勢いが出るかは微妙で、大台超えにはイラン情勢の進展がないと厳しいか。
ユーロ円はユーロドルの堅調な動きもあって、ややしっかりとした動きを見せるも、ドル主導でこの後は不安定な動き。184円台から185円台前半にかけてのレンジを中心に方向性を探る展開か。ポンド円も同様に、214.30円台まで上昇し、堅調な動きを見せているものの、この後の動きは中東情勢をにらむ展開となりそう。イラン情勢の具体的な進展があり、ドル円が158.50円を割り込むと、これまでレンジ取引が続いた反動で動きが大きくなる可能性があり、その場合は、ユーロ円やポンド円も下げる可能性がある。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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