【これからの見通し】週明けは原油動向にらんだ展開に、指標や発言などの予定乏しく
【これからの見通し】週明けは原油動向にらんだ展開に、指標や発言などの予定乏しく
週明けのマーケットは原油動向をにらんだ展開になっている。週末の報道で米国のホルムズ海峡封鎖措置に対抗して、イランも再び封鎖する意向を示した。また、21日に一時停戦期限を迎えるなかで、イラン側からは米国の要求を拒否する姿勢が示されている。現時点ではイラン側は代表団をパキスタンに派遣しないとしている。
この状況を受けて、週明けのNY原油先物は85ドル台から89ドル付近へと一気に窓を空けて上昇。その後、91ドル台前半まで買われた。為替市場はドル高方向に傾斜する反応が広がった。しかし、株式市場は先週からの騰勢を維持しており、楽観的な動きを示している。足元ではNY原油先物は89ドル付近に落ち着いている。ドル円は158円台半ばから159円台前半へと買われたあとは、158円台後半から159円付近で売買が交錯している。
この後の海外市場で発表される経済指標は、ユーロ圏建設業生産高(2月)、カナダ消費者物価指数(CPI)(3月)が予定されている。主要通貨に対する影響は限定的な指標群となっている。
発言イベント関連も特段の講演や経済イベント予定は組まれていない。FRBブラックアウト期間(金融政策に関する発言自粛)に入っており、米金融当局者からのヒントは得られない状況となる。
上記のように、指標や発言などの手掛かりに欠けるなかで、中東関連のニュースヘッドラインに敏感な反応を示しやすい状況になっている。引き続き原油相場動向をにらんだ展開となろう。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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