有事のドル買いが一時強まるも、行き過ぎた動きにも警戒感=東京為替前場概況
有事のドル買いが一時強まるも、行き過ぎた動きにも警戒感=東京為替前場概況
20日のドル円は一時159.20円を付けるなど、ドル高が優勢となる場面が見られた。先週末にイランがホルムズ海峡の封鎖解除を示唆したことで、一気にドル売りが進む場面が見られたが、米国がイランの港湾施設の封鎖を継続していること、またイランがホルムズ海峡の再封鎖を示唆したことで、リスク警戒感が広がり「有事のドル買い」となった。NY原油が急騰するなど緊張感が高まったが、トランプ大統領が21日にも協議を行う意向を示したこともあって、行き過ぎた動きへの警戒感から原油高・ドル高が一服。ドル円は158.80円台まで落ち着きを取り戻している。
有事のドル買いを受けて前週末の安値を割り込み、1.1729ドルまで下げたユーロドルは、1.1750ドル台と安値から反発。ポンドドルも1.3475ドルを付けた後、1.3500ドル前後まで買い戻されている。
先週末に大きく下げたユーロ円は、朝方の対ドルでのユーロ売りに押され、186.26円と前週末安値の186.32円を割り込む動きを見せた。しかし、その後はドル円の上昇もあって反発。187.05円を付けた後、186.70円台での推移となった。ドル主導の展開の中で、不安定な動きが続いている。
ポンド円は朝方に214.07円を付けた後、214.72円まで反発。前週末の安値は214.01円となっており、大台を維持しての推移が続く。ユーロ円同様に高値からは売りが出て、現在は214.40円台で推移している。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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