【本日の見通し】中東情勢への警戒感が再び高まり、状況を確認しながらの展開か
【本日の見通し】中東情勢への警戒感が再び高まり、状況を確認しながらの展開か
先週末はホルムズ海峡の封鎖解除などもあって、リスク警戒感の一服が見られたが、米国がイラン港湾施設の封鎖を継続、イランがホルムズ海峡の再封鎖を宣言、トランプ大統領がイラン船籍の拿捕を発表するなど、再び状況の悪化が見られ、警戒感が広がっている。週明けは原油高・ドル高でのスタート。この後も状況を見極めたいとの意識が強い。
ドル円は有事のドル買いを意識したしっかりとした展開が見込まれる。158円台半ばあたりがサポートとなり、上方向を目指す展開か。先週金曜日は159円台半ばを付ける動きから、ホルムズ海峡の封鎖解除報道で157.59円まで急落。その後158円台後半まで反発して週の取引を終えるなど、リスク警戒感は一服したものの、行き過ぎた動きには警戒感が見られた。最後に戻して引けたことで、再封鎖となった週明けも動きはある程度落ち着いている。押し目ではしっかりと買いが出る展開も、一気の上昇には慎重な動きとなりそう。
ユーロドルは先週末、1.1790ドル台からホルムズ海峡の封鎖解除報道で1.1849ドルまでユーロ高・ドル安が進んだものの、その後反落。報道前の水準を割り込み、1.1760ドル台で引けるなどユーロの重さが目立った。週明けは有事のドル買いによりもう一段下げ、1.1730ドル台での推移。もっとも、こちらも先週末にいったんユーロ売り・ドル買いが入った分、新たな売りの勢いは抑えられている。この後も戻りが重い展開が見込まれ、1.17台後半では売りが出るものの、下押しは限定的なものとなりそう。
ポンドドルも金曜日はユーロドルと同様にいったん上昇後、反落した。1.3599ドルまでの上昇で大台に乗せきれなかったこともあり、少し重さが見られる。週明けは1.3500ドルを割り込んでの推移。この後1.35台回復の可能性は十分あるが、1.35台前半は上値が重くなりそうだ。
ユーロ円は対ドルでのユーロ売りもあって、先週末の海外市場で大きく下げた。187円台後半から186.32円まで下げた後、戻りは186.60円台と上値の重い展開で引けると、週明けはユーロドルの下げもあって安値を更新する場面が見られた。この後はドル主導の展開によりやや不安定な動きが予想され、186円台中心の推移となりそう。
ポンド円もユーロ円同様、先週末は215円台半ばから214.01円まで大きく下げた。週明けも一時円高が優勢となったが、214.06円までと大台を維持しての推移。この後も214円台を中心とした展開か。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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