【本日の見通し】中東情勢への警戒感続き、ドル高基調優勢か
【本日の見通し】中東情勢への警戒感続き、ドル高基調優勢か
イランの次期最高指導者に、前最高指導者ハメネイ師の次男で反米保守強硬派のモジタバ氏が選出されたことで、イラン紛争の長期化が警戒されている。先週末にドル円は158円09銭まで上昇。その後、週末を控えたポジション調整もあって、上値から少し売りが出て週の取引を終えた。週明けはドル高が進んでスタート。先週末の米雇用統計は予想外の大幅減となるなど、かなり厳しい結果となったが、ドル売りは一時的な反応に留まった。市場の注目は中東情勢に集まっている。
ドル全面高の中で、節目の158円をしっかり超えてきたドル円は、この後もドル高基調が継続すると見込まれる。日銀の追加利上げ期待が継続しており、円自体の売りの勢いは抑えられているが、これまで上値を抑えてきた158円をしっかり超えてきたことで、上昇の勢いが感じられる。
介入警戒感もあって、上値追いがここからどこまで続くのかがポイントとなる。ただ、中東情勢を受けたドル全面高だけに、介入が効きにくい展開。当局としても状況はしっかり理解しているだけに、円独歩安の展開に比べると介入の可能性が少し低い。それでも160円トライが現実味を帯びてくると、介入の可能性は否定できない。
流れは上方向で、下がると買いが出る展開。上値追いはどこまで継続するか、しっかりと見極める局面か。
ユーロドルは1.1500ドル割れが意識される展開。ドル全面高を受けて節目を割り込んで下げる可能性が十分にありそう。1.16台では売りが出る展開か。
ポンドドルは先週後半下値を支えた1.3300ドルトライの展開が見込まれる。次のサポート1.3250ドルをしっかり割り込むと、売りが強まりそう。
クロス円はドル主導だけに、不安定な動きが見込まれる。ユーロ円は182円台から183円台半ばを中心に推移か。一時的な上下のブレがありそうで、要注意。ポンド円は対ドルでのポンド売りが抑えられている分、上をトライする流れとなっているが、どこまで続くかは微妙なところ。こちらも不安定な動きを警戒。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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