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世界が求めているのはドル 唯一のファンダメンタルズは中東情勢=NY為替

為替 

 本日も中東情勢が混沌とする中、為替市場はドル高が強まっており、ドル円も157円台後半まで上昇。2月に上値を拒まれた158円の水準に接近しており、試しに行くか注目される。その場合、テクニカル的に160円が一気に視野に入るとの指摘もあるようだ。ただ、円安が強まっている訳ではなく、ユーロ円やポンド円といったクロス円は下落。それは日本の通貨当局が介入を実施する根拠が薄いことも意味する。

 ストラテジストからは、今回のイラン攻撃が第3次世界大戦と仮定すれば、世界が求めているのはドルだとの指摘が出ている。ドルは広範に上昇している一方、他の資産はほとんど上がっていない。金やスイスフラン、米国債といった従来の安全資産は下落。株式も売られ、原油の上昇が債券の重しとなっている。

 現在、市場にとって唯一のファンダメンタルズは中東情勢だと述べている。戦時下特有の「戦争の霧」により、有意な見通しを得ることは極めて難しい。イラン指導部を狙った斬首作戦を受け、出口戦略や短期的な緊張緩和を想定するのは困難で、不確実性は極めて高いという。その分、経済指標の重要性が薄れており、こうした状況下では規律あるリスク管理を徹底することが最善かもしれないとも付け加えている。

USD/JPY 157.91 EUR/USD 1.1565 GBP/USD 1.3281

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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