ロンドン序盤は円売り再開、ドル円一時156.41レベル=ロンドン為替
ロンドン序盤は円売り再開、ドル円一時156.41レベル=ロンドン為替
ロンドン序盤は、円売りが再開している。ドル円は東京時間の高値を上抜けると、一時156.41レベルまで上値を伸ばした。ユーロ円やポンド円などのクロス円も総じて堅調に推移しており、円が独歩安の展開となっている。
背景にあるのは、本日政府が提示した日銀の次期審議委員人事だ。退任する野口委員、中川委員の後任として、中央大名誉教授の浅田統一郎氏と、青山学院大教授の佐藤綾野氏が指名された。浅田氏は過去に「事実上のヘリコプターマネー」の必要性に言及したリフレ派として知られ、佐藤氏も円安のメリットを説くなど緩和維持を重視するハト派と目されている。
欧州勢の参入とともに、この人事が「日銀早期利上げ観測を後退させる材料」として改めて蒸し返されている。前日の高市首相による利上げ難色報道も相まって、円売りに拍車がかかっている。
一方、ドルについては強弱が入り混じっている。東京午前のトランプ米大統領による一般教書演説で目新しい追加関税などの言及がなかったことから、前日までのドル高に対する調整売りが先行。ユーロドルは一時1.1808レベルまで上昇した。しかし、その後はドル売りが一服し、足元では方向性を探る動きとなっている。
本日発表されたドイツの第4四半期GDP確報値は速報値から修正がなく、市場への影響は限定的だった。この後のNY市場では、米5年債入札(700億ドル)が予定されており、その結果を受けた米長期金利の動向がドル相場の鍵を握りそうだ。そして、米株式市場引け後には注目のエヌビディア決算が発表される。
USD/JPY 156.38 EUR/JPY 184.36 EUR/USD 1.1790
執筆者 : MINKABU PRESS
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