【海外市場の注目ポイント】11月の英消費者物価指数など
日本時間午後4時に11月の英消費者物価指数が発表される。総合の大方の予想が前年比3.5%上昇、コアの大方の予想が前年比3.4%上昇となっており、総合の前年比の伸びが前月の3.6%上昇から鈍化する一方、コアの前年比の伸びが前月の3.4%上昇から変わらないとみられている。2日に英小売協会(BRC)から11月の英小売店頭価格指数が発表されており、前年比の伸びは予想を下回っていた。11月の英消費者物価指数も同様の結果になるようであれば、英中銀(BOE)の今週の追加利下げ観測が一段と強まり、ポンドが売られる可能性がある。
また、日本時間午後6時には12月の独ifo景況感指数も発表される。大方の予想は88.2となっており、前月の88.1を上回り、2カ月ぶりに上昇すると見込まれている。
さらに、このあとの海外市場では、米連邦準備理事会(FRB)関係者が発言することになっている。日本時間午後10時15分にウォラー米FRB理事が講演、同午後11時5分にウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が挨拶、同18日午前2時半にボスティック米アトランタ地区連銀総裁が討論会に出席する。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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