インフレ見通しの分裂が利回り予想を不透明に=NY為替
来年の米国債利回りの見通しは、インフレ予測の分かれ目にかかっているとの指摘が出ている。一部は、インフレが3%前後で推移すると見ており、これは長期債の需要を損ない、利回りを押し上げる可能性があるという。将来的な利上げの可能性が高まるためだ。
一方、インフレが2%近くまで低下するとの予想も出ており、これにより利下げがより確実になり、米国債需要への下押し圧力はほとんどない可能性が高い。
アナリストはインフレについて、「かなり大幅でかなり急速な進展がある」と予測。FRBが利下げを行うことで、ドルは2-5%下落すると予想している。
USD/JPY 155.20 EUR/USD 1.1759 GBP/USD 1.3425
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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