ポンド、対ユーロでの下落基調は続くとの指摘も=NY為替
ポンドドルは買いが優勢となっており、1.3340ドル付近まで買い戻されている。200日線が1.3335ドル付近に来ており、その水準に戻す展開。一方、ポンド円は上値追いは一服しているものの、2008年以来の高根水準に上昇している。
11月中旬以降、ポンドは対ユーロでの買い戻しが続いているが、ストラテジストは、英独のインフレ調整後の実質金利差から、ポンドはしばらく対ユーロでの下落基調が続くと予想している。
先月の英予算案公表後、財政の信頼性はまだ説得力のある再構築はされておらず、政治的不確実性も高水準に留まっている。英中銀は来年、少なくとも2回の利下げが予想され、市場は3回目の有無で見方が分かれている。これはポンド買いのレシピになるとは言い難いという。
GBP/USD 1.3335 GBP/JPY 208.50 EUR/GBP 0.8736
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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