ドル安、トランプ米政権の関税政策を嫌気=東京為替前場概況
東京午前はドル安。ドル円は142.23円付近まで下落した。ユーロ/ドルは1.1419ドル付近、豪ドル/ドルは0.6537ドル付近までドル安推移。
トランプ米大統領が欧州連合(EU)に対する50%の関税発動期限を7月9日まで延長すると表明するなど、意味不明な関税政策が相変わらず二転三転していることを嫌気してドル売りが鮮明となっている。先週、米下院を通過した「大きく美しい1つの法案」で米国の債務残高はさらに膨らむ見通しで、米国の債務体質がさらに悪化する公算であることもドル売りを後押し。米格付けのさらなる引き下げが警戒されている。
ユーロ円は162.63円付近、ポンド円は193.54円付近、豪ドル円は93.07円付近まで強含み。トランプ米大統領が対EUの関税発動期限を延長したことが円売りを後押し。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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