トランプ米政権は米中交渉で関税60%以下への引き下げ目標を設定か ただ、流動的で予測困難
トランプ米政権は米中交渉で関税60%以下への引き下げ目標を設定か ただ、流動的で予測困難
ベッセント米財務長官は、あすからの米中交渉で関税60%以下に引き下げる目標を設定しており、中国側も同調する用意があると米政府関係者は見ている。早ければ来週にも関税引き下げが実施される可能性があると付け加えた。
ただ、今回の協議は解決策を見出すというより不満を表明することに重点が置かれる可能性が高いため、状況は流動的であり関税が近い将来引き下げられるかは予測困難だという。ほかの関係者によると、米国の優先事項の1つは希土類元素(レアアース)に対する中国の輸出規制撤廃だという。
トランプ米大統領は早ければ来週にも中国に対する関税を145%から50%-54%にまで引き下げることを検討しているとNYポスト紙は報じている。

執筆者 : MINKABU PRESS
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