【海外市場の注目ポイント】グリーン英MPC委員の発言
グリーン英金融政策委員会(MPC)委員が日本時間午後11時15分に講演する。グリーン委員は22日、米国の関税措置が英国にとってインフレの方向よりもディスインフレ(インフレ鈍化)の方向に作用する可能性を指摘する一方、供給能力不足による国内のインフレ上昇圧力については引き続き懸念があり、それがこれまでの利下げに対する慎重な姿勢の根拠になっていると述べていた。グリーン委員会がこの日の講演であらためて追加の利下げには辛抱強い姿勢で臨むことを示唆するようであれば、英中銀(BOE)の早期追加利下げ観測が後退し、ポンドが買われる可能性がある。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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