ロンドン序盤、株や債券が大荒れとなるなかで為替は比較的静か=ロンドン為替
ロンドン序盤、株や債券が大荒れとなるなかで為替は比較的静か=ロンドン為替
ロンドン序盤、ドル円は145円台後半に下げ渋り。ユーロドルは1.10台前半で小幅に高値を伸ばしている。先週末にはトランプ相互関税に対して中国が34%関税の対抗措置を取った。週明けの中国外務省報道官は、「米関税は覇権主義的な動きで、自己中心的」「各国は保護主義に反対すべきだ」と対決姿勢を鮮明にしている。香港ハンセン指数は2万ポイントを割り込み、下落率は13.22%で取引を終えた。欧州株も軒並み大幅安となっており、英独仏の主要株価指数はいずれも全面安商状となっている。また、リスク回避の債券買いでドイツ債は大幅上昇、利回りは急低下している。短期金融市場では今年の今後の利下げ回数について、米国5回、ECB4回を織り込んできている。NY原油先物は一時59ドル割れまで一段安。
USD/JPY 145.90
EUR/USD 1.1015 GBP/USD 1.2895
EUR/JPY 160.71 GBP/JPY 188.12

執筆者 : MINKABU PRESS
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