円高、米相互関税の発動を控えて警戒感強まる=東京為替前場概況
東京午前のドル円は148.73円付近まで円高・ドル安推移。トランプ米政権の相互関税発動を2日に控えて警戒感が高まっており、リスク回避の円買いが優勢。トランプ米大統領はすべての国が相互関税の対象で、最大20%の税率となる可能性を示唆した。先週まで相互関税の税率や対象は寛大であるとしていたが、トランプ米大統領の発言は一転している。
クロス円も軟調。ユーロ円は161.27円付近、ポンド円は192.90円付近、豪ドル円は93.59円付近まで下落。ただ、ユーロやポンド、豪ドルは対ドルでしっかりと推移しており、クロス円の下値を支えている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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