トランプ大統領の対EU関税は約20%との報道=NY為替
午後になってユーロドルに売りが出ており、1.07ドル台半ばに値を落としている。本日のユーロドルは動意薄で1.07ドル台後半での振幅が続いていたが、午後になって下げ足を早めた。
EUのシェフチョビッチ欧州委員(通商担当)は、トランプ大統領が来週、EUに対して約20%の関税を課す可能性があるとの見方を示した。英FTが関係者2人の話として報じた。シェフチョビッチ委員は、ラトニック米商務長官、グリア通商代表部(USTR)代表、ハセット国家経済会議(NEC)委員長と会談。
シェフチョビッチ委員は会談後、米政府の最終的な計画は依然として不透明としながらも、導入されればEU27カ国すべてに一律に適用される見通しだと説明した。同委員はEUからの輸入品に20%の関税が発動されれば、EUに壊滅的な影響をもたらすと米政府関係者に警告したという。
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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