ロシアとウクライナ、インフラ攻撃と互いに非難、米露首脳会談後 円高圧力に=ロンドン為替
ロシアとウクライナ、インフラ攻撃と互いに非難、米露首脳会談後 円高圧力に=ロンドン為替
ロシアとウクライナは、インフレ攻撃と互いに非難。米露首脳会談での限定的な停戦に合意してわずか数時間後に、ロシアとウクライナは空爆により火災発生、インフラ損傷とお互いに非難している。報道によると、ウクライナのドニプリにある鉄道に対して、ロシア軍が電力システムに攻撃を仕掛けた。さらに、ウクライナ当局は、ロシア無人機がウクライナ北東部のスミ地域にある2病院を攻撃したもよう。
さらに、ロンドン朝方にはトルコ売りが広がるなど、やや波乱含みの取引開始となっている。
ドル円は東京市場では買いが優勢で、午後の植田日銀総裁の会見中には高値を150.02レベルまで伸ばしていた。しかし、その後は市場にトランプ関税がなければ総裁は利上げに傾いているとの観測もあって円高方向に転じている。上記のリスク回避圧力も加わって、ロンドン朝方には149.15近辺まで安値を広げた。足元では149円台後半へと下げ渋っているが、150円台を再び試す勢いはみられていない。
ユーロ円も163.88レベルまで買われたあとは162.20近辺まで安値を広げた。足元では163円乗せ水準まで下げ渋り。ポンド円は194.69近辺の高値をつけたあとは193.27近辺に安値を広げ、194円乗せまで下げ渋っている。
USD/JPY 149.64 EUR/JPY 163.07 GBP/JPY 194.01

執筆者 : MINKABU PRESS
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