ドル円は午前中に一時155円割れも反発=東京為替概況
ドル円は午前中に一時155円割れも反発=東京為替概況
ドル円は昨日からの流れが継続する形で午前中はドル売り円買いが優勢となり、一時154円98銭を付けた。昨年12月19日以来の154円台となった。もっとも週明けの米大統領就任式を警戒する動きなどから、すぐに155円台に戻すと、その後はドル買い円売りとなった。昨日海外市場でウォラーFRB理事が追加利下げの可能性に言及したことでドル売りが強まった後、戻り高値を押さえていた155.50前後の売りをこなすと、155円73銭まで上昇している。
午前のドル安一服後はドル全般の買いとなっており、ユーロドルは午前の1.0310前後から1.0285を付けた。ポンドドルは1.2244から1.2206を付けている。トランプ氏が就任演説などで関税強化姿勢をアピールすることで米物価高警戒が広がりドル買いになるのではとの思惑がドルを支えている。
豪ドルは0.6220手前から0.6195、NZドルは0.5616から0.5584へ下げた。米中関係の悪化懸念などもドル買いにつながっている。
クロス円はドル主導で不安定な動きも、ドル円の上昇もありしっかり。ユーロ円は160円20銭前後を付けている。
MINKABUPRSS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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