ポンド、今週さらに下落の可能性 英CPIをきっかけに=NY為替
ポンドは今週さらに下落する可能性あり、水曜日の英消費者物価指数(CPI)がきっかけとなる可能性があるとの指摘が出ている。本日のポンドドルは1.21ドルちょうど付近まで下落し、2年余りで最安値、ユーロに対しても10週間ぶりの安値を記録した。そのような中、今週の英CPIはポンドにとってマイナス要因となる可能性が高く、さらに下落する可能性があるという。
また、英CPIは英国債にとってもさらなる問題の兆しとなり得るとも指摘。先週、英国債利回りは数年来の高値を記録し、英財政の持続性に対する懸念を招きポンドにも打撃を与えた。アナリストは「英CPIが強弱どちらでもポンドは打撃を受ける」と述べている。
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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