【海外市場の注目ポイント】11月の米小売売上高など
日本時間午後10時半に11月の米小売売上高が発表される。総合の大方の予想が前月比0.6%増、自動車を除いた大方の予想も同0.4%増となっており、前月比では、総合、自動車を除いて、どちらも3カ月続けて増加すると見込まれている。9月中旬と11月上旬に開催された直近2回の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利が連続して引き下げられている。こうした金融緩和の影響で11月の米小売売上高が予想を上回り、米個人消費の好調が示されれば、米連邦準備理事会(FRB)の来年の利下げペース減速観測が広がり、ドルが買われる可能性がある。
また、日本時間午後11時15分には11月の米鉱工業生産指数も発表される。大方の予想は前月比0.3%上昇となっており、前月比では3カ月ぶりに上昇するとみられている。
さらに、日本時間午後6時には12月の独Ifo景況感指数、同午後7時には独12月の独ZEW景況感指数も発表される。12月の独Ifo景況感指数は、大方の予想が85.5となっており、前月の85.7を下回り、2カ月続けて低下すると見込まれ、独12月の独ZEW景況感指数は、大方の予想が6.9となっており、前月の7.4を下回り、2カ月続けて低下するとみられている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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