【本日の見通し】様子見ムード広がる
【本日の見通し】様子見ムード広がる
本日は米国が感謝祭(サンクスギビング)の休場。通常の祝日と比べ、クリスマス、イースター、感謝祭はしっかりお休みをとる参加者が多いこともあり、様子見ムードが広がると見込まれる。
ドル円は昨日休場前の調整もあって150円台半ば割れまで一時売りが広がった。ただ、ここからの売りには慎重と見られ、今日は参加者の少なさもあって、様子見ムードが広がると見込まれる。明日は市場が開いているが、基本的に連休をとっている参加者が多い。そのため、週明けまで動きが出ない可能性が高い。例年であればもみ合いに終始する展開。今年は大きく動いた後だけに、やや不安定な動きになる可能性があるが、大きな動きにはなりにくい。
12月の日銀金融政策決定会合での利上げ期待が強まる中、円高方向がやや優勢も、値幅は限られたものとなりそう。
ドル安の流れで1.05台後半を付けたユーロドルも、この後は比較的落ち着いた動きか。
ユーロ円は円高とユーロ高が交錯も、円高がやや優勢となる展開が見られた。この後も上値の重さが意識される。ただドル円同様に値幅自体は抑えられるとみている。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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