ユーロ安の主因はエネルギー価格上昇による交易条件悪化との指摘=NY為替
きょうの為替市場はドル高が一服する中、ユーロドルは買い戻しが出ている。一時1.1655ドルまで買い戻されていたが、本日1.1670ドル付近に来ている200日線の下での推移に変化はない。一方、ユーロ円は上値の重い展開が続いており、一時182.40円付近まで下落。21日線の下での推移が続いている状況。
今回のユーロ安の主因は安全資産需要によるドル高ではなく、エネルギー価格上昇による交易条件の悪化だとの指摘が出ている。原油や天然ガスの高騰はエネルギー輸出国の米国には有利だが、輸入依存の高い欧州には不利で、この非対称性がユーロを押し下げているという。
現在の市場はパニックではなく、ドルを過小評価していた投資家のポジション調整が進んでいる段階だという。オプション市場でもユーロ安を警戒したヘッジ需要は増えているが、過去の危機ほどの急激な変動ではないとも付け加えている。
EUR/USD 1.1632 EUR/JPY 182.62 EUR/GBP 0.8707
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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