【本日の見通し】ドル円は上値の重い展開か
【本日の見通し】ドル円は上値の重い展開か
前日の海外市場では、米長期金利の低下などを受けて、ドル円は151円台半ばまで一時下落した。加藤財務相が為替動向について「過度な変動に注意を払う必要がある」と発言したと報じられたことなどもドル円の上値を抑える要因になったとみられる。
今日のドル円は151円台を中心とした推移が見込まれる。今日は午前8時半に10月の東京消費者物価指数が発表される。事前予想では、生鮮食料品除くコアで前年比+1.7%と前回の+2.0%を下回る見通し。予想を下回ると利上げ圧力が後退するとみられる。ただ、27日に衆院選の投開票を控えており、影響は限定的となりそうだ。
ユーロドルは前日の海外市場で、ドル売りの影響で上昇して、1.08台を回復した。今日は1.08台前半を中心とした推移となりそうだ。
ユーロ円は前日の海外市場で163円81銭付近まで下落して、その後は164円台を回復した。今日はドル円の動向に左右されやすいとみられる。
MINKABU PRESS
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執筆者 : MINKABU PRESS
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