小幅続落、イスラエルの反撃待ちで売り落ち着く=NY原油概況
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=70.39(-0.19 -0.27%)
ニューヨーク原油の期近は小幅続落。イスラエルがイランの石油関連施設を報復攻撃の対象としないとの報道を手がかりとした売りが落ち着いた。米CNNがイスラエルは攻撃計画の策定を完了させており、作戦の準備が整っていると伝えているなかで模様眺めムードが強まっている。11月5日の米大統領選までに作戦が実行されるとの報道は引き続き多い。イランでは製油所の爆発に続き、輸出の要所であるカーグ島付近でオイル漏れが発生しており、妨害が疑われている。
時間外取引で11月限は上値が重い。71.31ドルまで強含んだものの、買い戻しは続かず。通常取引が始まると69.64ドルまで軟化した。ただ、下値を叩く動きも一時的で、安値から切り返して引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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