【海外市場の注目ポイント】9月の独消費者物価指数速報値など
日本時間午後9時に9月の独消費者物価指数速報値が発表される。大方の予想は前年比1.7%上昇となっており、前年比の伸びが前月の1.9%上昇から鈍化すると見込まれている。27日に9月の仏消費者物価指数速報値や9月のスペイン消費者物価指数速報値が発表されており、予想を下回っていた。9月の独消費者物価指数速報値も同様の結果になれば、欧州中央銀行(ECB)の10月追加利下げの思惑が強まり、ユーロが売られる可能性がある。
また、日本時間午後10時45分には9月の米シカゴ購買部協会景気指数も発表される。大方の予想は46.0となっており、前月の46.1を下回り、2カ月ぶりに低下するとみられている。
さらに、このあとの海外市場では、米欧英の中銀関係者が発言することになっている。日本時間9時50にはボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事の講演、同午後10時にはラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁の議会証言、同10月1日午前2時55分にはパウエル米FRB議長の講演、同10月1日午前5時10分にはグリーン英金融政策委員会(MPC)委員の討論会参加が予定されている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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