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英中銀が金利決定で意見が割れた場合、ポンドは下落の可能性=NY為替

為替 

 NY時間に入ってポンドドルは激しく上下動させながら、下値を切り下げる展開を見せている。米雇用統計を受けて一旦1.32ドル台半ばに上昇したものの直ぐに戻り売りに押され、1.31ドル台前半まで下落する場面も見られた。上向きのトレンドに変化はないものの、次第に上値が重くなって来ている印象も垣間見られる。

 英中銀は9月19日に金融政策委員会(MPC)を開催し、金利据え置きが有力視されているが、政策委員による投票が僅差となった場合、ポンドは下落の反応を示すとの見方が出ている。金利据え置きを支持する委員と利下げを支持する委員がほぼ同数となった場合、それは今後より積極的な利下げが行われる可能性を示唆し、特に最近のポンドの好調なパフォーマンスを考慮すると、ポンドは売られ易いという。

 英中銀は8月に5対4の僅差で利下げを決定したが、今回は連続利下げの可能性はほとんどないと見られており、それまでに発表される英データが悪化したとしても、その見方は変わらないとも指摘している。

GBP/USD 1.3147 GBP/JPY 187.26 EUR/GBP 0.8439

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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