ドル円は午前のドル安進行後反発=東京為替概況
ドル円は午前のドル安進行後反発=東京為替概況
ドル円は前日の海外市場で146円台後半のもみ合いとなり東京市場も同水準で迎えた。朝方はいったんドル買いが入り146円80銭台を付けたが、すぐにドル安円高となり、145円85銭まで下げている。目立った材料が出たわけではなく、147円手前の重さを嫌気した動きなどが中心と見られた。
株高もあってすぐに反発。午前中に一時日経平均が800円を超える上昇となったことで、リスク選好の動きが出ていた。昼前後に147円台を付けると、午後もドル高円安が優勢。後場も日本株がしっかりでリスク選好の動きが継続。147円10銭台から少し調整が入る場面も見られたが、その後147円33銭まで上値を伸ばしている。
ユーロ円、ポンド円なども同様の動き。ユーロ円は昨日対ドルでのユーロ買いもあって162円台半ば前後を付けると、朝方162円70銭台まで上昇。午前の円買いで161円71銭まで約1円の下げとなった。その後の反発で下げ分を解消し、163円15銭までの上昇。ポンド円も189円48銭を付けた後191円20銭までの上昇という展開。
ユーロドルは1.10台後半推移。前日の海外市場で上昇。1.11手前の売りが上値を抑えるも、下値はしっかり。
日付の変更で利下げ期待のあった中国人民銀行の最優遇貸出金利は据え置きとなり、朝は元買い。5日以来のドル安元高も、その後のドル買いに押されて反発。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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