午後のドル円は軟化、一時146円台を割り込む=東京為替概況
午後のドル円は軟化、一時146円台を割り込む=東京為替概況
東京終盤のドル円は軟化。ドル円は、朝方に日経平均が一時800円超の大幅安となったことからリスク回避の円買いが優勢となり、前日NY終値比1円超の円高水準となる145.44付近まで下落した。その後、日経平均が一時プラスサイドを回復したことから朝方の下げを帳消しにして、一転して146.87付近まで上昇。しかし、上値は重く、午後は再び146円台を割り込む場面があった。米10年債利回りの低下を背景としたドル売りもドル円相場の重石となり、荒い値動きとなった。
ユーロ円は、朝方に一時158.97付近まで下落。その後はいったん下げを帳消しにしたものの、午後に再び159円半ばまで軟化した。ユーロドルはややドル安傾向となり、一時1.0938付近まで上昇した。
ブロック豪中銀(RBA)総裁はインフレの上振れリスクを警戒しており、必要なら追加利上げを躊躇しない姿勢を示したことから豪ドルが買われた。豪ドル/ドルは0.6566付近まで、豪ドル円は96.31付近まで一時上昇した。
MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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