ロンドン午前、円高一服も、上値も限定的 ドル円は１４４円付近で上値抑えられる＝ロンドン為替

ロンドン午前、円高一服も、上値も限定的　ドル円は１４４円付近で上値抑えられる＝ロンドン為替

　ロンドン午前は円高が一服している。ドル円東京市場からロンドン朝方にかけて146円台から141.70付近まで急落した。日経平均の４０００円超の急落とともにパニック的な相場展開となっていた。しかし、ロンドン序盤には買戻しが入り、143.99近辺まで反発。その後、再び上値を抑えられると141.80割れまで下落。しかし、安値は割り込まず142円台前半で揉み合っている。

　クロス円では豪ドル円の下げがきつく、東京市場で95円台から90円手前まで急落した。ロンドン時間に入ると93円手前まで買い戻されたが。足元では91円台後半で推移している。ポンド円の下げもきつく、188円付近から180円付近まで急落。その後は184円台乗せまで反発も、再び181円付近に押し戻されている。両通貨ともリスク動向に対する敏感な動きがみられていた。原油相場の急落なども影響したようだ。

　ユーロ円の下げは豪ドルやポンドほどではなかった。160円付近から154円台半ば割れまで下落したあと、157円台後半まで反発。足元では155円台半ばで推移している。ユーロポンドは終日買われており、主要国通貨では円やスイスフランに次いでユーロは堅調に推移している。ただ、対円では円買いに押されている。

USD/JPY　142.13　EUR/JPY　155.60　GBP/JPY　181.44　AUD/JPY　91.75