ポンド高は長続きしない可能性=NY為替
本日の為替市場は全体的に様子見の雰囲気が広がっており、狭い範囲での値動きに終始している。ポンドドルも1.29ドル台前半での上下動に終始している。
英中銀の8月利下げへの期待が後退していることや、米インフレ指標がインフレ進展を示しドル安が進行していることから、ポンドドルは上向きの流れを持続している。しかし、この強さは長続きしない可能性も指摘されている。
年内の英中銀の利下げの可能性を2回で予想しているが、場合によっては3回の可能性も見ており、英データがそれを正当化すれば、ポンドは下落すると考えているという。また、8月1日の英中銀金融政策委員会(MPC)は英総選挙後初めて、英中銀の本音を聞く大きな機会となるとも述べた。
GBP/USD 1.2910 GBP/JPY 202.81 EUR/GBP 0.8429
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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