英選挙、ポンドへの影響はほとんどなさそう=NY為替
きょうのNY為替市場はドル買いが優勢となる中、ポンドドルは戻り売りが優勢となっており、1.2635ドル付近まで下落する場面も見られた。100日線が1.2640ドル付近に来ているが、その水準での推移が続いている。
目先の注目は今週7月4日の英総選挙であろう。野党・労働党が過半数を確保する勢いで、その場合は政権交代となる。ただ、市場ではポンドへの影響はほとんどないとの見方が多い。労働党の地滑り的勝利の可能性について、ほとんど疑問の余地がないことから、選挙は市場にとって大きなイベントにはならないという。
選挙結果によって英中銀の政策方針が変更される可能性も低く、ポンドは引き続き外部要因に依存する状況が続きそうだという。
GBP/USD 1.2639 GBP/JPY 204.16 EUR/GBP 0.8489
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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