ドル円は午前に161円27銭まで、その後もみ合い=東京為替概況
ドル円は午前に161円27銭まで、その後もみ合い=東京為替概況
ドル円は午前中に161円27銭を付けた。昨日米国市場で160円台前半から160円台後半へ上昇。東京朝は160円70銭前後でスタートし、一時160円65銭を付けた。月末ということで仲値での外貨買い需要が入り、161円台へ上昇。今回の米大統領選で初となるTV討論会が行われ、トランプ前大統領が優勢に論を進めたことでもドル高となり161円27銭を付けている。米CNNは討論会終了直後のアンケートで67%がトランプ氏が討論会で勝利したと回答したことを報じている。
市場が注目していた財務省人事も公表され、神田財務官が7月末で退任、後任には三村国際局長が就任することが発表された。財務次官、金融庁長官と、財務省次官級3役はすべて交代する。
米大統領討論会終了後、材料一巡ということでドル円は調整が入り昼前に160円80銭台を付けた。午後に入って161円10銭台まで再び上昇も、その後161円ちょうどばさみと高値圏もみ合いとなっている。
ユーロドルは海外市場で1.07台を回復。朝方1.0711を付けた。その後ドル高の動きから1.0685まで下げ、午後にかけては1.0690前後での推移。
ユーロ円はドル円の上昇もあり172円38銭を付けた。その後昼前に172円00銭前後まで下げると、午後は172円00-20銭レンジ。
MINKABUPRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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