ドル円一時157円00前後まで下落も、その後ドル買い=東京為替概況
ドル円一時157円00前後まで下落も、その後ドル買い=東京為替概況
週明けのドル円は先週末終値に近い157円30銭前後で取引をスタートすると、ややドル売り円買いとなり157円00銭前後を付けた。先週末の米国市場で低下が目立った米10年債利回りが週明けも低い水準での推移となったことや、今週の米雇用統計などの重要イベントを前に上値追いに少し慎重姿勢が見られたことなどがドル売り円買いを誘った。
ドル円は157円00銭前後を付けた後、少し戻してもみ合い。156円台のドル売りに慎重姿勢が見られたことで、やや買いが入ると、米FRB関係者の当面の高金利維持発言などもあり、昼過ぎに157円47銭を付けた。その後は高値圏もみ合いとなった。
ユーロドルは1.0850を挟んで狭いレンジでもみ合い。
ユーロ円はドル円の下げもあって午前中に170円43銭を付けたものの、ドル円の堅調地合いもあり午後に170円89銭を付けるなどしっかり。
週末に大統領選が行われたメキシコは、ロペスオブラドール現大統領路線の継承を公約としているシェインバウム前メキシコ市長が勝利。下馬評通りとあって、若干のペソ買いも限定的な反応にとどまった。
週末のインド総選挙は出口調査でモディ首相率いる与党が大勝と報じられており、ルピー買いとインド株の大幅高につながった。
MINKABUPRESS 山岡
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執筆者 : MINKABU PRESS
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