ドル円157円台前半推移=東京為替概況
ドル円157円台前半推移=東京為替概況
ドル円は157円台前半での推移となった。昨日の海外市場で米要人発言や米指標の強い結果を受けたドル高に157円20銭前後まで上昇。ほぼ高値圏で東京朝を迎えると、ドル高の勢いが強まり、午前中に157円40銭前後を付けた。円債利回りの上昇や日経平均の下げなどにその後円買いが広がり、157円20銭台まで下落も、午後はいったん下げ渋りを見せ157円30銭台まで上昇。その後再びドル安円高となった。
円債利回りは上昇傾向が強まった。ベンチマークとなる10年国債利回りは昨日一時1.04%まで上昇。その後102%台で昨日の市場を終えていたが、今朝は前日の水準を超えて1.05%近くでスタートし、その後も上昇が継続、午後には1.079%まで上昇している。もっとも米債利回りの上昇もあって、ドル円は下がらず。米10年債利回りは昨日の海外市場で4.45%前後から4.55%まで上昇。今朝の時間外取引は4.54%前後でスタート後、4.565%を付けている。
日経平均は一時300円超の下げ、株安、債券安(利回り上昇)、ドル高円安の展開。
ユーロドルは、1.08台半ばでの推移。ドル高の中、若干上値が重くなったが、値幅は限定的。
ユーロ円は朝のドル円の上昇に170円80銭前後を付けた後、対ドルでのユーロ売りとドル円の調整に170円50銭割れ。
月次消費者物価指数が予想外に強く出た豪ドルは対ドルで0.6640前後から0.6666を付けたが、動きが続かず。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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