【海外市場の注目ポイント】パウエル米FRB議長発言など
日本時間4日午前1時10分にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が講演を行う。ウォラー米FRB理事、パウエル米FRB議長、メスター米クリーブランド地区連銀総裁、デイリー米サンフランシスコ地区連銀総裁など、このところ米FRB関係者からは早期の利下げに慎重な声が相次いでいる。パウエル議長があらためて利下げを急ぐ必要はないとの見解を示すようなら、ドルが買われる可能性がある。
また、このあとの海外市場では、その他の米FRB関係者も発言することになっている。日本時間3日午後9時半にボスティック米アトランタ地区連銀総裁のテレビインタビュー、同3日午後10時45分にボウマン米FRB理事の講演、同4日午前1時にグールズビー米シカゴ地区連銀総裁のイベント挨拶、同4日午前2時10分にバー米FRB副議長の講演、同4日午前5時半にクーグラー米FRB理事の講演が行われる。
さらに、経済指標としては、日本時間3日午後9時15分に3月の米ADP雇用統計、同3日午後11時に3月の米ISM非製造業景況指数の発表が予定されている。3月の米ADP雇用統計は、民間雇用者数の大方の予想が15万人増となっており、民間雇用者数の伸びが前月の14万人増から加速するとみられ、3月の米ISM非製造業景況指数は、大方の予想が52.8となっており、前月の52.6を上回り、2カ月ぶりに上昇すると見込まれている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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