ドル円、149円台前半で様子見の雰囲気=NY為替序盤
きょうの市場は様子見の雰囲気が広がる中で、ドル円は149円台前半での小幅な値動きが続いている。今週は中銀の重要イベントが多く、特にドル円の投資家は明日の日銀決定会合待ちといった雰囲気であろう。先週の数多くの報道で、マイナス金利解除とイールドカーブ・コントロール(YCC)の終了が有力視されている。
ただ、予想通りにマイナス金利を解除したとしても、日銀は引き続き緩和姿勢を堅持し、急速な引き締めは考えていないといった慎重姿勢を強調し、バランスを取ると見られているようだ。そのような中、日米の金利差は当面続くとの見方から、ドル円はもうしばらく上値を追えるとの見方が広まっているようだ。明日の日銀決定会合と植田総裁の会見を経て、150円を試す流れになるとの見方がドル円の下値をサポートしているようだ。
日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されていない。
18日(月)
現行付近にはなし
19日(火)
150.00(7.3億ドル)
20日(水)
150.00 (7.8億ドル)
150.50 (8.8億ドル)
USD/JPY 149.18
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。