ドル円148.60円台まで上昇、1週間ぶり高値 日銀警戒も市場の関心はFOMCへ ドル全面高
ドル円148.60円台まで上昇、1週間ぶり高値 日銀警戒も市場の関心はFOMCへ ドル全面高
CPIやPPIなど直近の米経済統計を受け、FRBが利下げ開始時期を遅らせるとの見方が広まっている。東京時間でもドル買いが続いており、ドル円は148.60円台まで上昇、7日以来の高値をつけている。マーケットの関心はすでに日銀会合からFOMCに移っている。
来週の日銀会合でマイナス金利解除は決定的との見方が強まっており、日銀関連報道が出ても円は反応しなくなっている。
昨夜は「来週の会合でマイナス金利政策を解除する方向で調整に入った」と時事が報じていた。鈴木財務相は「日本経済はデフレの状況にはないというのが今の政府の認識だ」とコメントしている。
きょう16時15分から連合が春闘第1回回答集計結果を発表する。昨年の第1回集計結果の3.80%を上回ることが見込まれており、野村証券など一部は5%程度と見ている。

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。